座間の四季

市内には東原桜並木ほか、複数のサクラの名所があります。相模が丘仲よし小道の桜並木は通称「さくら百華の 道」と呼ばれ全長1.6キロメートルに64 品種220本のサクラを、約3カ月にわた り楽しめます。例年5月4・5日に開催さ れる大凧まつりでの「大凧揚げ」は200 年以上の歴史を持つ座間市の伝統的な 催しです。重さ約1トンの大凧を100人 以上の引き手が一斉に引き、大空へ揚 げます。6月上旬になると立野台公園な どでハナショウブが見ごろを迎えます。

8月上旬頃、首都圏随一の植栽規模 を誇る、約55万本のヒマワリが市内に咲き誇ります。この時期に開催される 「ひまわりまつり」は座間の夏の風物詩 です。同時期には市内各地で盆踊り 大会や夏まつりが開催され、地域住民のふれあいや親睦を深めるイベントとなっています。座間の土地にちなんで制作された「座間音頭」は各地の盆踊り 会場で踊られ受け継がれています。

秋になると、市内の公園の木々が赤や黄色に色づき、紅葉を楽しむことができます。イベントも多く、10月には、日産自動車(株)座間事業所にて「ひまわりフェスタ」が開催され、子どもたちが描いたヒマワリ絵画展示のほか、ステージイベントなどが催されます 。11 月 には市内団体によるステージでのパフォーマンスや市内事業者による特産品販売などが行われる「市民ふるさとまつり」が開催され、市民一体となってまつりを盛り上げます。

例年12月にはハーモニーホール 座間で在日米陸軍軍楽隊によるクリスマスコンサートが開催されています。年が明け1月には、新年の祈りをこめて、7つの幸福を授かり災難が除くといわれる「相模七福神」めぐりや、無病息災 などを願う「どんど焼き」が市内各地で 開催さ れます。また、防災力を高める 「出初式」や「シェイクアウト訓練」も同時期に実施されます。