気になること

骨と畳

藤井工務店ショールーム

『畳』と『骨』、この二つの漢字、似てると思いませんか?


画像は、さがみ野駅北口にある藤井工務店のショールーム内、

玄関から入ってすぐの一階和室です。

こちらのショールームには、畳の敷いてある和室は、この一部屋しかありません。

最近の新築住宅では、和室の需要は減っているそうです。


「バリアフリー」が求められることや、予算の面(和室のコストは高い)などから、

洋室(フローリング)の部屋が多くなる傾向のようです。


洋室の生活では一般には椅子やソファーに腰掛け、ベットに寝る、という生活になります。

和室では、座布団に座り、ふとんに寝るという生活になります。

洋室と和室の生活の違いは、足腰にかかる負担が違うともいえます。

床に座る、立ち上がる…ふとんを敷く、畳む…

和室での生活は、椅子やベッドの生活よりも足腰に負担がかかります。


カルシウムの摂取量が、欧米に比べ少ない日本人に、骨粗鬆症の発症が少ない。

これを『カルシウム・パラドックス』と呼ぶそうです。

原因は食生活の習慣もありますが、和式の生活で日本人の足腰が鍛えられた…という説もあります。

カルシウムの摂取量が少なく骨密度も低いけど、

普段の生活で、自然と筋肉が鍛えられていたのでしょう。

当店でも、『ベッド派』と『ふとん派』のお客様がいますが、

お年を召しても元気なのは、ふとん派のお客様のような気がします。

「毎日のふとんの上げ下ろしだけでも、立派な運動になります」とテレビ番組でお医者さんも言っていました。


和風建築の家と畳で生活して、綿のふとんで眠る…今では贅沢になってしまった

そんな当たり前の生活が日本人の骨を守ってきたのかもしれません。

『畳』と『骨』、字は違いますが、深い関係があるような気がします。

マニフェストが関心を集めるこの頃ですが、派手なばら撒きより

畳とふとんの普及を進めてくれたら…医療と介護の歳出削減に繋がるのでは?

などと都合のいいことを考えてしまいました。