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寝るのが趣味

ふとん屋の二代目のプログ

リサイクル

30年目の再生

2008年12月28日 14:36

お客様の家に打ち直しのふとんを取りに行くと、こう言われることがあります。

「ふとん屋さんで一番質の良い木綿わたを入れてもらいました」

しかし、中綿を確認してみると、一番の質とはいえない木綿わたが多いのが事実です。

当店では、3種類の木綿わた(綿100%)を予算や用途によって選べます。

木綿わたは、1枚(300グラム)の価格で、(a)¥1,365 (b)¥1,050 (c)¥800 と三段階になります。

価格の違いは繊維の太さで、質の良い綿ほどコシが強く、しっかりした寝心地の敷きふとんを作ることができます。

標準サイズの敷きふとんの場合、わたを20枚使用するので、側生地と加工代を加算すると…

(a)¥34,965 (b)¥28,665 (c)¥23,665 という価格になります。

敷きふとんには繊維が短くて太いインド綿、掛けふとんには繊維が長くて細い米綿(アメリカ)を使用しますが、一口に木綿わたといっても、価格や質が色々あるということを知って頂きたいと思います。

A店で一番質の良い木綿わたでも、B店では三番目くらいの質だったりします。

店によっては価格の設定も色々あって、当店で¥800の綿が¥1,000で、しかも一番良い綿として販売している店もある…と製綿工場からの話でした。

質の良い木綿わたで敷きふとんを作ろうとするなら、店を選ぶ必要があるようです。


写真は1枚¥1,365の最高品質の木綿わたです。

先日、この綿の敷きふとんを打ち直して作り替えたのですが、なんと30年使い続けた敷きふとんでした。

打ち直しで新品みたいにふっくらと生まれ変わった30年目の敷きふとんに、お客様も「暖かくて、電気毛布がいらなくなりました」と喜んでいました。

次の打ち直しは30年以内にお願いしたいと思うのですが…


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こめ さん

2009年10月02日 15時16分

綿だけの販売はしてますか?

こだわり

肌触りで選ぶ

2008年12月11日 14:53

寝具の肌触りで寝付きが変わること、ありませんか?

肌触りが気持いいと、よく眠れる気がしますが、チクチクしたり不快な肌触りだと眠りも浅くなりがちです。

シーツや毛布・タオルケットなど、肌に直接触れる寝具は、肌触りで選ぶことも大切です。

しかし、『気持いい』と感じる肌触りには、個人差があります。

例えばタオルケットでも、パイルの柔らかい感触を好む方もいれば、硬めのゴワゴワした感触が好きという方もいます。

『シルクは嫌いなので、綿製品でサラリとした感触のシンプルなパジャマが欲しい』と要望されたお客様もいました。

サテンのように滑りやすい素材だと寝返りがしやすいから…という理由でしたが、なるほどと思いました。

布団やシーツには高品質な商品を購入していただいているお客様で、一年中タオルケットが離せないという方もいます。

それも、新品ではなく使い古しのゴワゴワのタオルケットがお気に入りで使い続けているそうです。

私の場合はパシーマを4年くらい使い続けていますが、洗った直後のヨレヨレの感触が好きですね。

パシーマを掛けと敷きに2枚、一年中通して使っています。

パシーマの場合は洗うごとに肌触りも良くなりますが、毛布やシーツの中には洗うと風合いが悪くなる商品もあります。

問屋さんが『売れてます!』と持ってきたサンプルのシルク毛布(ウォッシャブル表示)を洗濯してみたら、毛玉がたくさん出て、使おうと思って部屋で広げたら部屋中毛玉だらけになってしまいました。

綿毛布やボアシーツにも多いと思うのですが、ウォッシャブル表示があっても洗うと初期の風合いが悪くなる商品が多いです。

お店で触れて気に入ったから購入したけど、洗ったら使えなくなった…では困りますよね。

パシーマや一部の綿毛布など、洗った後の方が風合いが良くなる商品もあります

クリーニングや洗濯後の風合いの変化も考えて選ぶ必要があると思います。

冬場は合繊系の商品が増えてくるので、パチパチの静電気には御用心…

アクリル繊維などの商品は、静電気を軽減する加工がしてあるか確認してください。

『最近寝つきが悪くて…』という方は、寝具の肌触りを変えてみてはいかがですか?

正しい商品知識のある店で、長くお付き合いできる、お気に入りの肌触りを見つけてください。



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テスト中

価格と寝心地

2008年11月28日 22:45

 キャメル敷きふとん

 エアーサイクロン

 ウェーブ硬わた敷き

4月から使っていたラクダの敷き布団、秋までは快適で、暑かった夏も寝苦しいこともなく眠れました。

冬も暖かいのかな?と期待していたのですが…11月に入ってからの冷え込みで、朝方が寒い!

『マイナス40℃のゴビ砂漠で生きるフタコブラクダ』の毛を使ったキャメルの敷き布団、暖かさに期待していたのに、ちょっとがっかりです。

以前使っていた羊毛(ウール100%)の敷き布団は10年くらい使って痛んでいたので、夏に打ち直して使えるようにしておきました。

キャメルの敷きは収納して、その打ち直した羊毛敷きを使ってみたら…暖かい!

朝方の寒気で目を覚ますこともなく、ホカホカの暖かさでぐっすり眠れました。

キャメルの敷き(4㎏) = ¥60,900
羊毛敷き打ち直し   = ¥13,000

キャメルは価格も高いので、冬も暖かくなければと思うのですが、残念な寝心地でした。

羊毛は打ち直ししながら使えば長く快適に使えて、コストパフォーマンスも高いですね。


私はフローリングの床で寝ているので、敷き布団の下にエアーサイクロンを敷いて、2枚敷きで寝ていました。

通気性がバツグンに良くて、湿気を逃がしてくれるので夏場は快適でした。

しかし、寒くなると逆にスースーしてしまい、敷き布団が温まりにくい気がします。

また、ウレタンのマットレスと比較すると、腰部分のヘタリが早いように思います。

エアーサイクロンも価格の高い商品ですから、耐久性に、もうひと工夫あればと思いました。


エアーサイクロンがヘタってしまったので、代わりを探していたところ、問屋さんから新商品の提供がありました。

『ウェーブ硬わた』という、見た目は三つ折れマットレスのような商品ですが、ウェーブ状の特殊な形状の硬わたを使用しています。

寝心地は硬めで、『硬質ウレタンよりもしっかりとした硬さ』という感じで、適度に通気性もあり、耐久性もありそうです。

最初は、少し硬すぎるかな?とも思いましたが、慣れるといい感じです。

まだテスト用ですが、価格は¥20,000くらいの予定です。

もう少し使って、耐久性が良ければ店で販売しようと思います。

良質の素材を使っていたり、特殊な製造方法の寝具は価格も高くなりがちですが、寝心地ということになると、実際に四季を通して使ってみないとわかりません。

自分で使って『これはいい』と体感した商品を、お薦めしたいですね。

テストで使わなくなった寝具が増えて、収納に困るのは悩みですが…






 

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こだわり

ドイツ製 VS 日本製

2008年11月16日 11:13

朝晩が寒くなってきたので、そろそろ毛布を準備される方もいらっしゃると思います。

私の場合は毛布ではなく、ビラベック羊毛の肌掛けを使っています。

冬は暖かくて、夏は通気性がよいので蒸れない…熱帯夜の時期以外は1年を通して快適なのでお薦めの商品です。

毛布の購入を予定されている方は、羊毛の肌掛けも検討してみてはいかがでしょうか。

そこで今回は、ドイツ製と日本製の二つの羊毛肌掛けを比較してみました。
どちらもニット編みの側生地を使用した似たような商品ですが、いろんな点で違いがあります。


 

日本製
ビューティースター羊毛肌掛け 

ドイツ製
ビラベック羊毛肌掛け 

当店では、ドイツ製のビラベックと、日本製(西川リビング)のビューティースターの二種類の羊毛肌掛けを販売しています。
この二つの肌掛けは似たような素材とつくりの商品ですが、物づくりに対するお国柄の違いが出ているように思われます。

私はビラベックの肌掛けを、長い間自分で使ってきました。それは使い心地(寝心地)がよかったからです。でも、お客様には薦めにくい商品でした。それは大きな欠点があるからです。

側生地に、トリコットというニット編みの生地を使用しているため製品が縦に伸縮します。通常のカバーを掛けても、ふとんが伸縮してしまうのでフィットしません。
私の場合は、ガーゼのカバーを使用していますが、カバーがダブダブで余っていても気にしないで使っています。
羽毛ふとんのように、ふとんのスミにカバーのヒモと結べる輪があればよいのですが、それもありません。

結果、使い心地はいいけど、商品としては欠陥があるので薦めにくい商品でした。

日本製のビューティースターはその点がよく出来ています。

ふとんの周囲をパイピングしている生地に伸縮しない素材を使用しているので、ビラベックのように伸びたりしません。カバーのヒモと結べるように8箇所の輪もキチンと付いています。
また3Dキルトという細かい体型キルトを施すことで、体へのフィット性も高めています。

日本製
ビューティースター羊毛肌掛け 側生地 

ドイツ製
ビラベック羊毛肌掛け 側生地 

二つの側生地の画像を較べると、織りの細かさが違うことがわかります。

ビラベックのほうが織りが粗い生地を使用しています。
厳密に比較すれば、側生地の通気性はビラベックのほうが優れているといえますが…

一番の問題は、中身のウールの質の違いです。
ビューティースターのウールには防縮加工が施してあります。
ビラベックに使用しているウールは洗浄のみで化学的な加工や処理はいっさいしてません

ウールの繊維は不思議な特性を持っています。

表皮のスケールの部分は水になじみにくい性質・疎水性
中身のコルテックスは水になじみやすい性質・親水性

疎水性と親水性という相反する性質がウールの最大の特徴です。
これがあることで、暖かくて蒸れないというウールの良さが発揮できるのですが、
防縮加工を施すと、表皮の疎水性が損なわれ、結果ウールの特性が100%発揮できません。
防縮加工とは、ウール繊維の表面に薄く樹脂をかける方法と、化学的処理で繊維表皮のスケールを削る方法とがあるそうです。

防縮加工をウール繊維に施す理由は、側生地からの吹き出しとフェルト化を防ぐ為ですが、ビラベックのウールはクリンプというねじれ(髪の天然パーマみたいなもの)が強いので、防縮加工のような化学的処理をする必要がありません。
ビューティースターに使用しているウールも品質は良いと思いますが、防縮加工が必要な品質ということです。国産の羊毛ふとんで、ニット編み生地を使用しているものは、全て防縮加工を施してあります。

ウール繊維の特性を100%生かしているのがビラベック
お手入れや使い勝手に優れているのがビューティースター
ということでしょうか。

ビラベックの品質は日本製では真似できない、ビラベックだけの品質ですが、日本人の感覚からは欠陥と思われる部分もあります。
販売店や代理店を通じてドイツ本社にも要望が多いそうですが、頑として受け付けないそうです。
ドイツ人の物づくりに対する職人気質は感じますが、もう少し柔軟性が欲しいような気もします。
その点、日本製の商品は細かい点まで気配りが行き届いているのですが、物づくりに対するポリシーがないような気もします。

一見すると似たような二つの商品ですが、中身と使い勝手は別物のドイツ製と日本製でした。

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こだわり

二層の羽毛ふとん

2008年10月30日 13:46

二層キルト 羽毛ふとん

当店オリジナル マザーグースダウン羽毛ふとん

      詳しくは
      クリスマスフェアでご覧ください

最近、二層キルトの羽毛ふとんが増えてきました。

問屋さんで仕入れをしても、二層キルトの商品が多く、以前からある一層キルトは少数派になりつつあるようです。

「一層より二層が暖かいですよ」と二層キルトを薦めるお店が多いのかもしれません。

二層キルトだと、ふとんのボリューム(ふくらみ)もアップするので、確かに暖かいとは思いますが…

しかし、二層キルトの羽毛ふとんを使用したお客様からは、不評の声をよく聞きます。

「ふくらみ過ぎる」「体にフィットしない」など、ふくらみすぎて使いにくいという声が多いですね。


日本羽毛製品協同組合では、羽毛ふとんの品質を嵩高性(かさだかせい)の数値でランク付けしています。

そのせいか、「嵩高でふくらみの多い羽毛ふとんが品質も良い」と思われているようですが…

『使いやすさ』や『掛け心地』という点からは、ふくらみ過ぎる羽毛ふとんは良いふとんとはいえません。

適度なふくらみの掛けふとんが使いやすいのですが、『適度』というのが意外と難しいです。

二層キルトのもうひとつの欠点は、一層に較べて重いという点です。

これは中布に使う生地の使用量が、一層に較べて多くなるからです。

薄い肌掛けと、やや厚めの合い掛けを四隅のホックで合わせて使う二枚合わせの羽毛ふとん…

これも生地の使用量が多いので、二枚合わせの状態で使用すると、かなり重量を感じます。

当店では二層キルトの羽毛ふとんは販売していません。


掛け心地の良い羽毛ふとんとは、羽毛の質と量、側生地の質と縫製、といったバランスが必要です。

問屋さんからの仕入れだと、それらのバランスが微妙に満足できないことが多いです。

私は二層キルトよりも一層を仕入れたいと思うのですが、種類が少ない…など、細かい点で納得できません。

そこで、工場に直接発注するようにしました。

中の羽毛はもちろん、縫い方や作り方など見えない部分にもこだわって発注しています。

私からの細かい注文が多いので、仕様を工場が間違えてしまうこともたまにあり、何度も作り直すこともあります。

最近は、ワガママに工場も慣れて(?)満足できる商品が作れるようになりました。

今回クリスマスフェア(11/1~12/31)に販売する羽毛ふとんは、そんなワガママで作った羽毛ふとんです。

『掛け心地』と『耐久性』にこだわりました。10年以上使って良さをわかって頂ける羽毛ふとんだと思います。








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店長

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営業時間
10:00-19:00
定休日
火曜日
TEL
046-253-2809
住所
座間市 さがみ野2-3-10

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