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第28話 砂利運搬トロッコのレール発見

2005年06月22日 00:00

第28話 砂利運搬トロッコのレール発見

砂利運搬トロッコのレール発見



最初におことわりを・・この記事はすぐ書き換えるだろうと思いますが、とりあえずここに公表します。

明治、大正、昭和、日本は爆発的な発展をとげてきました。特に都市部の変容はただただ驚くばかりでした。この都市をかたちづくってきた道路、ビルなどの建設には大量の「砂利」が絶対必要でした。
今、建設用の砂利は砂やれきの地層でできた山を崩す(千葉県に多い)か 硬い岩石の山を砕いて(神奈川県でも愛川町や山北町で行われています)手に入れます。さらにそれを運搬するのには大型の自動車、いわゆるダンプカーを用いています。
しかし明治大正から昭和初期にかけては京浜地域ではこの砂利をおもに多摩川や相模川の河床から採集していました。しかも運搬手段は鉄道だったのです。

砂利を運搬するための鉄道


多摩川の砂利を運ぶためにつくられたのが西武多摩川線やJR南武線で、相模川の場合はJR相模線でした。(そういえば父が昔、南武線のことを「砂利なんとか」って呼んでましたっけ。なんて言ってたかなぁ・・)
どれも今は人間を運ぶのが当たり前ですが昔は同じレールの上を、砂利を満載した貨物列車が走っていたのです。

砂利運搬トロッコ線

さて、相模線は相模川に並行して敷設されたとはいえ、河原からはかなり離れています。
そこで河川敷と鉄道を結ぶ別のレールが敷かれました。このレールはかなり細く、レールとレールの間の幅も短くて、その上には砂利運搬専用のトロッコ列車が行き来しました。

トロッコといえば・・・あの「インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説」の中で活躍していたやつを思い出すんですが・・実際にあんな大きさだったようです。

座間では四ッ谷の集落を東西に横切り、入谷駅に通じるトロッコ線がありました。
今はすべてのレールが撤去されていますが、四ッ谷の中心、日枝神社の北側道路がそのあとです。この道、ほぼ東西に延びていますがなぜこんな所にこんなに太い道路があるのだろう?と以前から不思議に思っていたのです。道の半分はトロッコ線の軌道だったのですね。

川砂利採集の禁止


河床には石ころが無数にあるのですから、砂利をいくら採集しても上流から供給されると思われていました。しかし!予想しないことが起こり始め、それを止めることができなくなってしまったのです。
それは河床の低下でした。砂利を掘り取ったところが低下するのは当たり前ですが、川全部が低くなっていったのです。上流にダムができたからという人もいますが、上流から流れてくるより多くの石を採集してしまったため、そのバランスをとろうとして川全体が下がったのです。

これは前代未聞の大事件でした。川が低くなれば洪水が起きにくいという利点があるかもしれませんが、第1に鉄道や道路の橋を架けてある橋脚が浮き上がり、通行できなくなる可能性が出てきました。このため鉄道の橋脚は下駄をはかせる大工事を行わざるをえませんでした。また、川から直接取水していた農業用水路に水が入ってこなくなってしまいました。これでは相模川周辺に広がる広大な耕地が使い物にならなくなってしまいます。

ことの重大さに気づいたのはかなり遅く、昭和39年(1964年)3月末日,多摩川・荒川・相模川などでの砂利採取は全面的に禁止されました。ちょうど東京オリンピックの年ですね。

戦後の復興


ちょっと話ははずれますが・・戦後の復興にこそ砂利が大量に必要だったと思われますが、すでにこのころ河床からの砂利採取はあまり行われなくなっていました。理由は先ほど書いたとおりです。
そして昭和30年代後半、東京はオリンピック開催に向けて大変身を遂げつつありました。
まめこぞうも東京育ちですので目の前で町が姿を変えていくのを見ました。家がごっそりなくなってあっという間に大きな道路ができていく・・練兵場のあとに巨大なスタジアムが建ち、「夢の超特急」新幹線が開業し、日本がふたたび立ち上がったとき、このトロッコは役目を終えたのですね。

トロッコのレール発見!

さて本題!ここまでの説明が長くてすみませんが・・

右の地図を見て下さい。
青の矢印ではさまれた道路がトロッコ線のあとです。
赤の矢印の地点、日枝神社の向かい、消防団の建物のすぐ前にどぶのようになっている水路があります。この側面に、なぜか鉄道のレールが2本、垂直に立っているのです。これこそトロッコ線のレールでしょう。
場所はまさに昔レールが通っていたところです。小田急線や相模線のレールに比べるとかなり細いものです。
これはこのまま放置しておけばいずれ廃棄されることは目に見えています。どうにかして保存できないでしょうか。まめこぞうの家に置いておけって?それは勘弁して下さいよ・・・寝られないですよ。

消防団の建物。
この右側の細い道がトロッコ線路のあとです。

反対側、日枝神社の北側。
この道もレールが通っていたあとです。

消防団横の側溝に・・

レールが垂直に・・

間違いなくレールです!

まめこぞう

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